会計ソフトの一番早い入力方法
(極端な話ではありますが、小規模会社のある例として・・・)
1か月分の仕訳を入力しておき、
その1か月分をコピーして、
残りの11か月分に貼り付けていく。日付を工夫して書き換えながら。
先に入力したデータは、資金繰り表の代わりにもなります。
普通預金の通帳を記帳して、実績として固まったら、(昨日までの分)
日付と金額を微調整するにとどめます。
会計にかかる時間を大幅に圧縮できますし、別途、資金繰り表を作成する手間も減ります。
予算も建てれますし、一年後の貸借対照表も確認できますし、利益計画と、決算後の着地点もすぐに確認できます。
実績入力と予定入力が混在して、不安ですか?
そんな問題、たいしたことないです。気にしない気にしない。
気にすべきは、定期顧客の数と、リピート率と、粗利です。些細なことは気にしない。
もっと言えば、預金は月末であってなくていいです。
月末が日曜日で、社会保険料やら、引き落とされなくても、予定日で入力してかまいません。
銀行にはその旨説明すれば、いいだけです。銀行がメインではない、お客と組織の業績把握が、はるかに重要なのです。銀行はお客ではない。
(月末に未払を立てればいいのだけど、その煩わしさと、結局やらなくなる処理を、最初から避けておきたいので)
もしくは、翌月はじめの通帳のコピーを渡して説明すれば事足ります。
これで、利益計画と業績評価がスムーズにいきます。
ぜひ、お試しあれ!
会計帳簿をシンプルに、殺風景にしよう。複雑怪奇な帳簿は避けよう。科目数を増やさないようにしよう。
流動資産の金額を多めに、固定資産の金額を小さくしよう。
流動負債の金額を少なめに、固定負債の割合を大きくしておこう。
固定資産が大きいバランスシートは、会社の恥と感じるようにしよう。
資金を固定資産や投資として、凍結せずに、運転資金として使えるようにしておこう。
大事なポイントは、
・銀行口座数をむやみに増やさない事。銀行は1行で十分でしょう?
口座の多さを、まるで宝石をたくさんぶら下げているような感覚で多い方がいいと勘違いしない事。
・お金を動かす経済取引をできるだけ減らすこと。精算は月1回とか。
・買掛金・未払金の振り込みをその都度振り込みせずに、総合振込を使うこと。給与も同じ。
・現金を扱わない。数えない。触らない。できるだけ預金で動かす。徹底的な合理化を!
とにかく、時短につながる工夫をしていくことです。
そして試してみることです。
空いた時間を、組織の目標である、粗利の目標、お客づくり活動のサポートの時間にあてることです。
はじめから、管理部が経理(営業事務除く)に充てる時間を例えば、合計50時間と決めておくといいですね。
これが、方針の決定の仕方です。
まずは、工事台帳の関連資料の作り方をみんなで研究するといいと思います。これは、お客づくりサポート時間にいれていいですよ。
どこを動かせば、年間の粗利総額が目標達成できるかを。そのための有効な資料の作成の仕方を。研究しましょう。