川の流れのように
上司や、工程の前段階の担当者に聞きにいかないとわからないというのは、
情報が川の流れのようにきれいに流れていないことを意味します。
仕組みが整っていない状況をいいます。
仕組みとは流れと判断基準です。
流れが滞っている環境は、仕組みが不整備であり、仕事のスピードが落ちて、生産性があがりません。
忙しく仕事をこなすと
大事な仕事をこなすは別の意味です。
忙しく仕事をする人が、重要なのではなく、
大事な仕事をする人が重要なのです。
生産性を上げて、雑多な仕事時間を減らし、大事な仕事の時間の割合を増やすことが
業績の向上につながります。
仕事は川の流れのように情報を流すことが大事です。
上流の泉にたまった水を歩いてくみに来て、というのは、生産性が落ちます。
これがいわゆる、聞かないとわからない、状態です。
情報を取りに来て、という環境は、家族経営レベルの組織では大丈夫でしょうが、
年商10億規模の組織では、非効率であり、未熟ですね。
手待ち時間も増えて、仕事時間が増えて、
事務員が多く必要となり、
間接人件費が増えて、
事業部の利益では賄えなくなります。
忙しく仕事をしていると、
大事な仕事に集中しているとは別の意味です。