月次決算のススメ~勘定科目と照合先~
月次決算時は、
勘定科目(補助科目)とどの関連資料の数値と照合するかを決めておきます。
預金は
口座ごとに残高を合わせます。
このように、
勘定科目(補助)ごとに、照合する相手がいます。
照合する相手先がないと、
ちゅうぶらりんになったり、
放置状態になり、
知らぬ間に、相手先の資産や負債がなくなっていたりすることもあります。
かならず、相手先を特定しておきましょう。
貸借対照表はわかりやすいと思いますが、
損益項目も相手先がいます。
考えてみて下さい。
売上高
原価、
粗利も販売管理ソフトや原価管理ソフトの粗利と合わせます。
合ってないと、工事台帳自体を事業部から信用してもらえなくなります。
事業部は、会計の粗利も見ますからね。
経常利益までは見ますよ。
給与も賃金台帳と合わせます。
保険も、リースも、家賃も、相手先のエクセル管理表があります。
特別損益にも、
管理表は無くても、
特別な契約の契約書のコピーは
月別の入力資料のファイルに綴じ込みます
それと合ったことにします。
税金も同じです。
税金の納付は、別途管理してもいいでしょう。
いつも、話題になりますからね。
原価の
外注費以外の経費は、
工事一覧等のその他の経費と一致するようにします。
消費税にも注意してくださいね。
税抜きでも、税込みでも合うようにしてください。
今後、建設業は税込会計でもいい気がしますが、
それは経営者の方針どおりに従うしかないですね。
月次決算チェック表は、
相手先の資料名を書いておくといいです。