本業に集中を!
一句
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B/Sが 姿を表している 意気込みを
本業に賭ける アスリートたち
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B/Sとは、貸借対照表のこと。
私はグループ外の黒字企業の財務内容を見る機会があります。
黒字企業の財務内容は、
B/Sの作りが本業に集中しているかが良く分かります。
軽装備であり、
運転資金差を最小限に抑え、
純資産を貯め、
営業外事業の痕跡を残さず、
ゴミがたまってなく、
全社を上げて、本業に邁進している姿が見て取れます。
とてもストイックな印象を受けます。可能な限り、余計な部分を削りとっています。
おそらく、間接社員も極力抑え、
必要な経理事務を終えたら、余った時間を
営業のサポートに向かっているのだと、
想像しやすいです。
経理が複雑だと、
経理に時間がかかってしまい、
経理中心に動いてしまい、
営業のサポートまで意識がまわらないことになります。
株主から委任された取締役の責任は
業績の向上と資産の保全です。
そして、そのための仕組みを作ることが仕事です。
忘れていないでしょうか?
貸借対照表には、営業資産しか残さず、
営業外資産を減らすことです。
経理ばかりやってても、
業績は向上するわけがありません。
本業の業績を向上させるための間接的な仕事はできるだけ小さくすることです。
貸借対照表は、経営者の経営に集中する姿を表しています。
本業以外の部分が肥大化してないでしょうか?
脂ぎってないでしょうか?
集中力が散漫としていないでしょうか?
ごみ屋敷になってないでしょうか?
重たくないでしょうか?重装備になっていませんか?
アスリートのような引き締まった体質とはどのようなものでしょうか?
取締役は
貸借対照表をデザインしていきましょう。
3年後5年後の貸借対照表をどうありたいのか、
研究してみましょう。
経営計画は、
貸借対照表をゴールに逆算してつくり、
そこまでの過程を利益計画で作ります。
そして、計画的な仕組み作りを計画していきます。
今年の経営計画をしっかり、
作りこんでいきましょう!
岡本(^^)/