目的から逆算を!
一句
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道ありて、道を行き、
道なくば、道を拓いて おててつないで進もうよ
立ち止まらぬが 向上の道
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株主(資本主)が社会的課題である
地域福祉の問題を解消しようと
その解消を一役担いたいために
福祉事業を興しました。
その組織体制は株式会社を採用し、
大きな力を発揮できる土台を用意しました。
しかし、資本主と経営の専門家の役割を分離し、
会社経営を経営の専門家である取締役に
委任しました。
当然、
資本主は、投下した資本が維持されていることと、
次なる事業拡大への投資に使うための資本の増加を予定しています。
資産が保全され、
業績が向上し、利益を生むことを想定しています。
このことから、
取締役は、
株主から、
業績向上と
資産の保全を求められています。
取締役の命題は
業績を向上させることと言ってもいいです。
そのためには、
経営システムを作っていくこと。
経営システムの構成割合は
営業・商品 8割
組織・財務 2割
の割合で割り振られるようにします。
財務ばかり大きくなってないでしょうか?
営業が小さくなってないでしょうか?
バランスが大事です。
業績向上のための
営業の仕組み作り
商品・サービスの見直し
組織運営の円滑化
について、しっかりと仕組みを整えていきましょう。
それから、
株式会社は自由競争の中で生きています。
つまり、地域の福祉事業者は協力関係にあるとはいっても、
本質的に、ライバル事業者であることを忘れてはいけません。
お客に選ばれるのはどちらの事業者か?
選択権はこちらには1%もなく、
お客側に100%あります。
選ばれるための経営の仕組み作りを考え、
メンテナンスしていきましょう。
業績向上のための仕組み作りが
取締役の仕事です。
そのために高額な報酬が用意されています。
仕組み作りに興味のない取締役は
資本主から期待されません。
本来の仕事を忘れないようにしましょう。
で、
具体的にはどうすればいいかわからない・・・・
なんてこともあります。
結局のところ、
この仕組みならうまくいくはず!と仮説を立て、
実践してみて、検証して、うまくいったら、継続して、
うまくいかないなら、見直すといった、
いわゆるPDCAを回すしかありません。
こうやって、道を拓いていきます。
開拓精神を忘れないように!
どこの会社の取締役も心境は同じで、
暗中模索です。
手探りで手応えを感じ、
情報を集め、真偽を自力で確かめ、
安全なら、社員を導く、といった過程を
愚直にやっています。
経営がわからないのは、
みんな一緒なので、
やったもん勝ちです。
とにかく、やってみましょう。
試してみましょう。でも、後の顛末をしっかり追うように。
それでは、今日も、
一生懸命がんばりましょう。
何でも、無心でやれば、成り立つ。成就する!なんとかなる!
がむしゃらに、やっていきましょう。
無心に、地域のために、
精一杯奉仕させていただきましょう。
自分の特技を磨いて、
その特技で人の役に立ち、
「はた」を「らく」にし、
まわりを幸せにすることです。
岡本(^^)/