業績を上げるためには、本業の生産性を上げる

粗利を上げ、最終利益を残し、資金繰りをよくしていく、大きくまとめて、業績を向上させることは、

事業のエンジン部分である、本業の生産性を上げることが重要です。

粗利の構成要素をいくつかの角度から分析します。

粗利=売上高-原価 ではありますが、

それ以外に、サービス業なら、本当の売り物は何かを考えて、

労働重視の事業であるなら、労働が売り物になります。

そして、労働一単位あたりの粗利単価を上げることが生産性を向上させることになります。

たいていの場合、社員の労働時間が安くなっていることがあります。

単価は、売上高または粗利を社員の年間の労働時間合計で割れば算出されます。

この最小単位の損益計算書をどうするかで、最大単位の決算書の損益計算書がかわります。

目の付け所は、最小単位の粗利単価です。つぎに数量。そしてその倍数となる係数。